2024.02.26
ステキなニッチ
こんにちは、工務の近江谷です。
お客様の打ち合わせに参加させていただくとよく聞くワードがあります。
「どこそこにニッチが欲しいです」
恥ずかしながら、入社するまでニッチの存在を知らなかったのですが、
見たままをざっくり言葉にすると壁をへこませた物置スペースでしょうか。
そんなニッチは大工さんと内装屋さんの仕事の産物です。
この写真がニッチの骨です。
まずニッチの高さに窓台のような台を取り付けます。
必要な幅をとって縦に方立を立てます。
石膏ボードを張って大工さんの技術が詰まったニッチが出来ました。
最後に内装屋さんがニッチに合わせて壁紙を貼れば完璧です。
このような手順があるためどこにでもニッチを作り出せるわけではありません。
例えば断熱材を充てんする外周部分は避けたほうがいいでしょうし、
薄壁には作れなくはないでしょうが、置くものが限られるくらい奥行きが浅くなってしまいます。
あると便利で素敵なニッチはひと手間、いいえ、さん手間よん手間も掛けた空間です。
ぜひ、お家を彩る空間として楽しんでいただきたいです。