BLOG ブログ

2026.01.20

冬でもスリッパ不要の家は何が違う?

こんにちは、林です。

冬になると、朝起きてまずスリッパを探す。

床に足をつけた瞬間、「冷たっ…」と、無意識に体がこわばる。

 

アパートや実家で暮らしていた頃、私にとってそれは当たり前の冬の風景でした。

正直、床が冷たいことを疑問に思ったことすらなかった気がします。

でも今は、冬でもスリッパを履かずに過ごしています。

それが特別だとも、すごいことだとも、普段はあまり意識していません。

ただ、「気にもならない」という感覚に近いのだと思います。

今日は、そんな「冬でもスリッパがいらない家は、何が違うのか?」というお話を、少し整理してみたいと思います。


冬の床は「冷たいもの」だと思っていました

アパートや実家で当たり前だった、あの感覚

アパート暮らしをしていた頃も、実家に帰省したときも、

冬の床はいつも冷たかった記憶があります。

特に朝。

靴下を履いていても、足の裏から冷えが伝わってくる感じ。

だから自然と、スリッパが生活の一部になっていました。

「冬の床は冷たいもの」

そう思い込んでいたというより、疑う余地がなかった、という方が近いかもしれません。

新築でも床が冷たい家があるという現実

家づくりの仕事をしていると、

「新築なのに、床が冷たいんです」という声を聞くことがあります。

これが、意外と少なくありません。

見た目は新しくて、間取りも今どき。

でも、足元だけがどうしても冷える。

エアコンをつけていても、床に近いところはひんやりしている。

性能の話をすると難しくなりますが、

「新しい=暖かい」わけではない、という現実は、実際にあります。

 


「スリッパを履かない」という選択肢

参建の家では、気にもならなかった理由

参建の家に住んでいると、

冬でも床の冷たさを意識することがほとんどありません。

だから、「スリッパを履こう」という発想自体が出てこない。

寒いかどうかを判断する前に、もう足が床についている、という感覚です。

暖かい、というより

「冷たくない」

この表現のほうが近いかもしれません。

モデルハウスで感じた、数字では説明できない感覚

モデルハウスをご案内しているときも、

多くの方がまず、床に注目されます。

「床、冷たくないですね」

「靴下のままでも平気ですね」

性能の数値を説明する前に、

足の裏で納得されることが多いです。

これは、カタログや資料ではなかなか伝わらない部分です。

体感して初めて、「あ、違う」と感じるところだと思います。

お客様の声に共通する「気持ちいい」という言葉

お客様の声で多いのが、

「暖かい」よりも「気持ちいい」という表現です。

・裸足で歩けるのが気持ちいい

・朝、床に足をつけるのが嫌じゃなくなった

・スリッパを出すタイミングがなくなった

どれも、暮らしの中では小さなことかもしれません。

でも、その積み重ねが、冬の過ごしやすさを大きく変えているように感じます。


床が冷たくならない家は、何が違うのか

断熱材の話をする前に、考えていること

よく「断熱材がいいからですか?」と聞かれます。

もちろん、それも大切な要素です。

ただ、私たちがまず考えているのは、

「どうやって足元まで温度を揃えるか」という点です。

部屋の真ん中だけ暖かくても、

足元が冷たければ、体は冷えを感じます。

足元の温度が揃うと、暮らしはどう変わるか

足元が冷えないと、

自然と体の力が抜けます。

肩に力を入れて暖を取る必要がなくなり、

厚着をしなくても過ごせる。

結果として、

「寒さを我慢する冬」から

「いつも通りの冬」へと変わっていきます。

「床下から暖める」という発想について

参建では、冬の暖房として床下エアコンを使うことが多いです。

床下からじんわりと暖めることで、

床そのものが冷えにくくなります。

直接風が当たるわけではないので、

エアコンの風が苦手な方にも、比較的やさしい暖かさになります。

これも、「暖房の効き」ではなく、

「床の感触」として感じられる違いだと思います。


なぜ「新築なのに冷たい家」が生まれるのか

見た目が新しくても、体感は別の話

新築でも床が冷たい家は、決して珍しくありません。

断熱性能が最低限クリアされていても、

空気の流れや、熱の伝わり方まで考えられていないと、

足元はどうしても冷えやすくなります。

断熱性能が足元まで届いていないケース

天井付近は暖かい。

でも床は冷たい。

この状態だと、暖房をつけても、

なかなか「暖かい」と感じにくくなります。

結果として、

エアコンの設定温度を上げる → 乾燥する → 光熱費も上がる、

という流れになりがちです。

暮らしてから気づく、取り返しのつかない違い

床の冷たさは、住んでから気づくことが多いです。

図面を見ているときには分からない。

完成した直後も、夏だと分からない。

だからこそ、「体感」が大切だと思っています。


スリッパがいらない暮らしが教えてくれること

冬の朝、無意識に感じている安心感

朝、布団から出て、

そのまま床に足をつけられる。

それだけで、

一日の始まりのハードルが、少し下がります。

冷えを我慢しないという、小さな贅沢

スリッパを履くこと自体が悪いわけではありません。

ただ、「履かなくてもいい」という選択肢があるのは、

暮らしに余白を生んでくれます。

我慢しない冬。

それは、意外と大きな価値かもしれません。

家は「慣れるもの」ではなく「助けてくれるもの」

寒さに慣れる。

冷えを我慢する。

そうではなく、

自然と体を助けてくれる家であってほしい。

私たちは、そんなふうに考えています。


まとめ|床の冷たさを基準に、家を考えてみる

もし今、床が冷たいと感じているなら

それは、あなたの感覚が間違っているわけではありません。

家のつくりによるものかもしれません。

体感して初めて分かる違い

数字や言葉よりも、

一度、裸足で立ってみる。

それだけで分かることがあります。

スリッパを履かない選択が、特別でなくなる日

冬でもスリッパがいらない暮らし。

それは、特別な贅沢ではなく、

「ちゃんと考えられた家」の結果だと思っています。

もし気になるようでしたら、

モデルハウスで、実際に体感してみてください。

ブログ一覧に戻る