2026.03.09
住宅でできる花粉症対策
こんにちは、林です。
春になると、花粉症の方にはなかなかつらい季節ですね。
実は私も重度の花粉症でして、この時期は薬とマスクが必須です。
外出すると、くしゃみや目のかゆみが止まらなくなります。
ただ、外ではつらいのに、家に帰ると症状が落ち着きます。
もちろん個人差はあると思いますが、これは家の「空気環境」が関係しています。
## 花粉症の人にとって、春は洗濯も悩みます
花粉症の方は共感していただけると思うのですが、春はなかなか洗濯物を外に干しづらいですよね。
私は、年中部屋干しです。
外に干すと、どうしても花粉が付着してしまいます。
それを室内に取り込むと、家の中でも症状が出てしまいます。
なので花粉シーズンは
・部屋干し
・帰宅後すぐ着替える
・マスク必須
という生活になっています。
お客様からも
「花粉の時期は外干しできないんですよね」
という声をよく聞きます。
実は、家づくりの中でこの「花粉対策」は意外と大切なポイントかもしれません。
## 実は家の中にも花粉は入ってきます
「家の中なら安心」と思われる方も多いですが、実は花粉は意外と簡単に家の中に入ってきます。
例えば
・玄関から衣類に付いて入る
・洗濯物に付いて入る
・窓の開閉
・家の隙間
こういったところから入ってきます。
特に、住宅の「隙間」は意外と見落とされがちです。
隙間風が入る家というのは、言い換えると空気が自由に出入りしているということです。
つまり、花粉も同じように入ってくる可能性があります。
## 高気密住宅は「花粉が入りにくい家」
参建の家では、全棟で気密測定を行っています。
平均のC値はおよそ **0.3** ほどです。
この数字は、家の隙間の少なさを表すものです。
隙間が少ないということは
・冷暖房が効きやすい
・空気の流れをコントロールできる
・外の空気が無秩序に入らない
という特徴があります。
つまり、隙間から花粉が入ってくる量も抑えやすくなります。
もちろんゼロにはなりませんが、無秩序に入ってくる状況とは大きく変わってきます。
## 外の空気はフィルターを通してから家の中へ
参建の家では、24時間換気システム「澄家(すみか)」を採用しています。
この換気システムには **外部フィルター** が付いていて、外の空気をそのまま入れるのではなく、一度ろ過してから室内へ取り込みます。

このフィルターは
・花粉
・PM2.5
・微粒子
などを取り除く役割があります。
さらに特徴的なのが、**床面排気**という仕組みです。
花粉やハウスダストは、空気より重いので時間が経つと床付近に落ちてきます。
そこで床から排気することで、それらを効率よく外に出していきます。
自然の流れに逆らわない、理にかなった仕組みなんですね。

## 花粉症の人ほど「空気の違い」を感じる
正直に言うと、花粉症ではない方はこの違いにあまり気づかないかもしれません。
ですが、花粉症の人は敏感です。
私自身もそうですが、
外ではつらいのに
家に帰ると落ち着く。
そう感じることがあります。
これは断熱性能だけではなく
・気密
・換気
・空気の流れ
こういった設計が関係しているのだと思います。
家づくりというと
・デザイン
・間取り
・設備
に目が向きがちですが、
**「空気の質」**
も暮らしに大きく影響する部分ではないでしょうか。
## まとめ|花粉症の方は「家の空気」も気にしてみてください
花粉症は本当に大変ですよね。
私も毎年この時期になると、薬とマスクが欠かせません。
ただ、家に帰ると少し楽になる。
そんな経験から、家の空気環境の大切さを改めて感じています。
住宅の性能というと断熱や耐震の話が多いですが
・気密
・換気
・空気の流れ
こういった部分も、実は暮らしやすさに大きく関係しています。
もしこれから家づくりを考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ「家の空気」も少し気にしてみてください。
毎日過ごす場所だからこそ、体にやさしい空気の家であってほしいなと思っています。