2026.05.29
風が強い日には
こんにちは、林です。
今年も台風が上陸する季節がやってきましたね。
私は仕事柄、天気予報を見る時もつい風速まで確認してしまいます。
現場の足場は大丈夫かなとか、外部工事は進められるかなとか。
そんなことを考えてしまうのは、もはや職業病かもしれません(笑)
風というと、雨ほど目立つ存在ではありません。
ですが、実際には家に関するトラブルのきっかけになることも少なくありません。
今日は、私自身の失敗談も交えながら、風の強い日に気を付けたいことについてお話ししたいと思います。
家づくりの話というよりは、今お住まいの家でもすぐに役立つ内容かもしれません。
少しでも参考になれば嬉しいです。
風の強い日に思い出す失敗談
アウターシェードを収納し忘れてしまいました
夏の日射対策として人気なのがアウターシェードです。
窓の外側で日差しを遮るため、室内温度の上昇を抑えやすく、冷房効率の向上にもつながります。
私自身もとても良い商品だと思っています。
ただし、どんなものにも得意なことと苦手なことがあります。
アウターシェードの弱点は風です。
実は数年前、自宅のアウターシェードを収納するのを忘れてしまったことがありました。
その日は思った以上に風が強くなり、気付いた時にはシェードが大きくあおられてしまっていました。
結果として破損してしまったのです。
家づくりを仕事にしている私でもそんな失敗をしますから、人間はつい「まだ大丈夫だろう」と考えてしまうものですね。
それ以来、強風予報が出た時はできるだけ早めに収納するようにしています。
アウターシェードは非常に効果的な日射遮蔽設備ですが、自然相手だからこそ使い方も大切だと改めて感じた出来事でした。
普段便利なものほど油断しやすい
毎日使うものは、良い意味でも悪い意味でも慣れてしまいます。
シェードもその一つです。
出したままの状態が当たり前になると、強風への備えを忘れてしまうことがあります。
台風だけでなく、春一番や季節の変わり目の突風でも大きな負荷がかかることがあります。
天気予報で風の強さが気になった日は、一度外回りを確認してみる。
それだけでも防げるトラブルは意外と多いのではないでしょうか。
飛来物から窓を守るという考え方
強風の日は風だけが敵ではありません
風が強い日に注意したいのは、風圧そのものだけではありません。
むしろ怖いのは飛来物かもしれません。
庭に置いてある軽い物。
お子さんのおもちゃ。
植木鉢や物干し用品。
自宅の物だけでなく、周囲から飛んでくる物もあります。
強風になると、思いもよらない物が空を飛ぶことがあります。
普段は動かないように見える物でも、自然の力の前では状況が変わることがあります。
シャッターを閉めることも大切な備え
そんな時に役立つのがシャッターです。
普段は開けたままのご家庭も多いと思います。
ただ、台風接近時や暴風警報が出ている時などは、早めに閉めておくと安心です。
もちろん、どんな状況でも絶対安全というわけではありません。
それでも窓ガラスを守るための一つの備えになります。
家づくりでは性能や設備の話が中心になりがちですが、本当に大切なのは暮らしの中でどう活かすかです。
いざという時に設備を正しく使うことも、住まいを長く守るための大切な工夫だと思います。
玄関ドアにも少し気を配ってみてください
開き戸は想像以上に力がかかります
強風の日に意外と見落とされるのが玄関ドアです。
特に開き戸の場合、風向きによってはかなり強い力がかかります。
私もお引き渡し後のお客様宅で、
「思った以上に勢いよく開いて驚いた」
というお話を聞くことがあります。
普段は何気なく使っている玄関ですが、風の強い日は少し慎重なくらいがちょうど良いかもしれません。
小さなお子さんには特に注意を
ご家族に小さなお子さんがいる場合は、さらに気を付けたいところです。
風にあおられて急にドアが開いたり閉まったりすると、思わぬケガにつながる可能性もあります。
特に風が強い日は、お子さんだけで玄関ドアを開けないよう声を掛けていただくと安心です。
これは高価な設備を付ける話ではありません。
少し意識するだけで防げることです。
そういう小さな積み重ねが、安全な暮らしにつながるのだと思います。
高性能住宅だからこそ気付きにくいこと
家の中は驚くほど静かです
参建では高断熱・高気密の家づくりを行っています。
性能が高い家は、冬暖かく夏涼しいだけではありません。
外からの騒音も入りにくくなります。
これは暮らしの快適さにつながる大きなメリットです。
ただ、その快適さゆえに外の変化に気付きにくくなることがあります。
外では木々が大きく揺れていても、室内では静かなまま。
雨風がかなり強くなっていても、家の中では普段と変わらない空気が流れている。
そんなことも珍しくありません。
たまには外の様子を確認してみる
私自身、自宅で過ごしている時に
「外へ出たら思ったより風が強かった」
と感じることがあります。
高性能住宅は暮らしを快適にしてくれる一方で、外の厳しい環境を遮ってくれる存在でもあります。
だからこそ、強風予報の日は少しだけ外の様子を気にしてみてください。
アウターシェードは収納できているか。
飛びそうな物はないか。
シャッターを閉めた方が良さそうか。
そんな確認を数分行うだけで安心感は大きく変わります。
まとめ|自然相手だからこそ小さな備えを
家は私たちの暮らしを守ってくれる存在です。
しかし自然の力は時に想像以上です。
だからこそ大切なのは、特別なことではなく日頃の小さな備えなのかもしれません。
私自身、アウターシェードを壊してしまった経験があるからこそ感じます。
「まだ大丈夫だろう」
と思った時ほど気を付けた方が良いのかもしれません。
風の強い日には、
- アウターシェードを収納する
- シャッターを閉める
- 飛びそうな物を片付ける
- 玄関ドアの開閉に注意する
- お子さんだけで玄関を開けないようにする
そんな小さな備えを意識してみてください。
皆さまのお住まいが安全で快適であることを願っています。