2026.01.30
床下エアコンとは
こんにちは、林です。
今日は床下エアコンについてお話しします。
「エアコン1台で家中が暖かいんですよ」とお話しすると、今でも少し間が空くことがあります。
無理もないと思います。私自身、最初にその言葉を聞いたときは、正直なところ半信半疑でした。
13年前、新築したモデルハウスで初めてその環境を体感したときのことを、今でもよく覚えています。
「本当に1台だけ?」
「どこかの部屋は寒いんじゃないか」
そんな気持ちで中に入ったのですが、しばらく経っても、いわゆる“暖房している感じ”がない。
でも、暖かい。足元も冷えない。
エアコンの風も、感じない。
あのときの違和感が、今の参建の家づくりの原点になっています。
エアコン1台で家中暖かい、は本当なのか
正直、私自身も最初は疑っていました
当時の私は、断熱や気密の大切さは理解していましたが、「エアコン1台で全部」という考え方には、どこか現実味を感じられずにいました。
性能が良くても、結局は部屋ごとにエアコンが必要になるのではないか。
そんな思い込みがあったんですね。
ところが、実際に中で過ごしてみると、暖かさの質がこれまで知っていたものと違いました。
風が直接当たらない。
天井だけが暖かいわけでもない。
床に立ったときの感覚が、どこかやさしい。
「これは、機械の力だけじゃないな」
そう感じたのを覚えています。
なぜ1台で足りるのか。設備の話より前にあること
家を“魔法瓶”のように考えるという発想
エアコンの話になると、どうしても機種や台数に目が向きがちですが、私たちが最初に考えているのは、家そのものの状態です。
外の寒さを、どれだけ家の中に入れないか。
中でつくった暖かさを、どれだけ逃がさないか。
これが整っていないと、どんなに性能の良いエアコンを入れても、効率よく働いてくれません。
家全体を、いわば“魔法瓶”のように考える。
その土台があって初めて、「少ないエネルギーで足りる」という結果につながります。
OBのお客様の言葉が教えてくれること
点検のたびに聞く「今も快適ですよ」という一言
参建では、定期点検でお住まいに伺う機会があります。
そのときによくいただくのが、「特に困ってないですよ」「今も快適です」という言葉です。
派手な感想ではありません。
でも、私はこの何気ない一言に、とても重みを感じています。
何年も住んだあとで、特別な意識をしなくても快適でいられる。
それは、暮らしとして無理がないということなのだと思います。
暖かさが“当たり前”になるという変化
住み始めた頃は、「本当に1台なんですね」と驚かれる方も多いです。
でも、数年経つと、その話題自体が出なくなる。
寒さを我慢しない冬が、いつの間にか日常になる。
それが、家の性能が生活に溶け込んだ状態なのかもしれません。
自分の家で、あらためて確信したこと
最近の寒さでも、ちゃんと効いているという実感
私自身の自宅でも、最近の冷え込みの中で改めて感じることがあります。
「今日も、いつも通りだな」と。
特別に暖房を意識することもなく、家の中で過ごせる。
これは、住んでみないと分からない安心感です。
体感が続くことの意味
一時的に暖かい、という話ではありません。
何年経っても、その感覚が変わらないかどうか。
自分の家でそれを確かめ続けているからこそ、お客様にも正直にお話しできているのだと思います。
まとめ:暖房の話をしているようで、実は暮らしの話
エアコン1台で家中暖かい、というのは目的ではありません。
結果として、そうなっているだけです。
我慢しない冬。
風を感じない暖かさ。
それが、毎日の暮らしの中で自然に続いていくこと。
もし気になる方は、ぜひ一度、その空気を感じてみてください。