2026.02.10
ヒートショックはなぜ起きるのか
こんにちは、林です。
今日はよく雪が降りますね。
これは我が家の庭です。。。

ニュースを見ていると、雪や交通の話題と並んで「ヒートショック」という言葉をよく目にします。
交通事故より多いとも言われるこのヒートショック。
私自身、実家やアパートで暮らしていた頃、
冬の脱衣室がとにかく寒くて、お風呂に入るのが億劫だった記憶があります。
服を脱ぐのに気合がいる。
廊下に出るのがつらい。
おそらく、同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
今回は、
ヒートショックが起きにくい家とはどんな家なのか
そして、
お風呂や朝の時間が、少し楽になる家とは
そんな視点で書いてみます。
ヒートショックは、なぜ身近な事故なのか
ヒートショックが起きやすい理由は、とてもシンプルです。
暖かい部屋から、急に寒い場所へ移動すること。
この大きな温度差が、体に負担をかけてしまいます。
リビングは暖かい。
でも廊下は寒い。
脱衣室はさらに寒い。
この流れは、昔の実家や賃貸住宅では、ごく当たり前の光景でした。
ヒートショックというと高齢者の話に聞こえがちですが、
「寒い脱衣室で服を脱ぐのがつらい」と感じるのは、年齢に関係ありません。
つまり、
誰にとっても起こり得る住まいの問題
だと思っています。
ヒートショックが起きにくい家の考え方
ヒートショックを防ぐために大切なのは、
家の中に「極端に寒い場所」をつくらないことです。
部分的に暖房を足す、という対処もありますが、
根本的には
家全体の温度差を小さくする
という考え方が重要になります。
その土台になるのが、断熱と気密です。
一番は断熱することにより天井や壁の表面温度を上げる事。
家の中の熱が逃げにくく、
外の冷えの影響を受けにくい。
そうすると、暖房を止めたあとも急激に冷えず、
廊下や脱衣室の温度も下がりにくくなります。
お風呂や脱衣室だけを「寒い場所」として特別扱いするのではなく、
家全体の温度環境の中で自然に暖かさが保たれる。
それが、結果としてヒートショックを遠ざけてくれます。
住んでからでは変えにくいからこそ
暖房機器を増やせば解決する、という話ではありません。
暖かさがどこから来て、
どう家の中を巡って、
どこへ戻っていくのか。
この「空気と熱の流れ」は、
設計の段階で決まる部分がほとんどです。
断熱や気密、間取りの考え方は、
住んでから大きく変えるのが難しいところ。
だからこそ、
家づくりの初めに考えておくことが大切だと思っています。
まとめ|気にしなくていい暮らしへ
ヒートショックという言葉を、
必要以上に怖がる必要はないと思っています。
寒さを我慢しない。
家の中で身構えなくていい。
そんな暮らしを整えていくことで、
結果としてヒートショックは起きにくくなります。
お風呂に行くのが億劫にならない。
朝、布団から出るのが少し楽になる。
そのくらいの変化が、
実はとても大きな安心につながっているのかもしれません。