2026.06.27
猫と人が、どちらも心地よく暮らせる家
こんにちは、林です。
家づくりでは、ご家族の暮らしを考えることはもちろんですが、猫ちゃんと暮らすご家庭では「猫にとって暮らしやすい家にしたい」というご相談も増えています。
猫は群れで暮らす動物ではなく、自分の身は自分で守るという本能を持っています。
そのため警戒心が強く、高い場所や狭い場所を好みます。
人気のキャットウォークも、ただ高く作ればいいというものではありません。
高すぎると落下の危険が増えたり、お掃除や点検がしにくくなったりします。
猫が安心して過ごせて、人も手が届く高さにしておくと、長く快適に使いやすいと思います。

トイレは「安心できる場所」に
排泄中は猫にとって一番無防備な時間です。
そのため、周囲を見渡せる場所の方が安心して使えることが多いようです。
また、できればトイレは2か所あると安心です。
水飲み場はトイレと少し離して配置すると、猫の習性にも合っています。
外を眺める時間も大切
猫は窓から外を眺めるのが好きです。
鳥が飛んでいたり、風で木が揺れたり。
そんな景色を見ているだけでも、良い刺激になります。
窓辺がお気に入りの居場所になる猫ちゃんも多いですね。

床や空気も暮らしやすさにつながります
犬ほど滑りにくさは気にしませんが、カーペットを敷く場合は注意が必要です。
ループ状のものは爪が引っ掛かることがあるため、カットタイプがおすすめです。
また、猫と暮らす家では臭い対策も大切です。
そのためには換気計画をしっかり考えることが欠かせません。
さらに断熱性能を高めることで、一年を通して快適な室温を保ちやすくなり、人にも猫にも心地よい住まいになります。
家の中にも意外な危険があります
キッチンには火や包丁など危険なものがたくさんあります。
できれば猫が入りにくいクローズドキッチンにしておくと安心です。
また、お風呂も少量の水で溺れてしまう可能性があります。
バルコニーやベランダも転落事故を防ぐため、自由に出られない工夫を考えておくと安心です。
猫と暮らす家づくりで大切なのは、設備を増やすことではなく、猫の習性を理解することだと思います。
安心できる居場所。
快適な温熱環境。
きれいな空気。
そして、安全に暮らせる住まい。
そんな積み重ねが、猫だけではなく、ご家族にとっても心地よい家につながるのではないでしょうか。
